垂水区総合防災訓練
3月13日(日)多聞台小学校のグラウンドで、垂水区の総合防災訓練が開催され、見学してきました。
案内は、10時からでしたが、始まる前の8時30分から、地域の方々による「要援護者安否確認・避難誘導訓練」という訓練が先に行われていました。
「無事」を示す黄色のタオルを玄関にかけることで、安否確認を行います。ちょうど、表を作って集計されているところでしたが、タオルのかけられていないお宅もわりとたくさんあり、訓練のことがよく伝わっていなかったのか、忘れていたのか、どちらでしょうね。
訓練のチラシ1
色々な訓練の中で、避難救護所と応急蛇口の設置訓練の様子をレポートします。
まずは、救護所の様子から。
救護所には、3人のけが人が運ばれます。(最初からいらっしゃったのですが。。。(笑))
まず、ひとりの重症そうな方を医師がチェックして、全身打撲で重症と判断します。
救護所での手当てには限界があり、救急車の要請をします。
右端では、前日に抜いたなかりの親不知が腫れて激痛のために、歯科医が対応というストーリーで手当ても行われています。
次の人は、軽いけが(でも、骨は折れてます。)医師がその場で添え木などの手当てをします。
救急車が到着し、救急隊と医師が情報交換を行い、掖済会病院へ行くように指示が入ります。
j全身打撲の人は救急車に乗せられます。
救急車が掖済会病院に受け入れ可能かチェックし、OKだったので、向かいます。
その後、救護所の薬の不足を薬剤師がチェックし、本部に要請します。本部から薬品卸の会社に連絡し、要請のあった薬品が運び込まれます。
救護所の訓練はここまでです。臨場感あるでしょ?
続いて応急給水の訓練です。
多聞台小学校に設置された「いつでもじゃぐち」の風景です。
いつでもじゃぐちをセットするためのキットです。
マニュアルを見ながら訓練者の方がキットを組み立てています。
水圧が足りないので、付属のレバーで少し給水栓を緩めます。
舞子高校の生徒さんたちも訓練に参加してもらっています。無事に開通し、水をくみました。