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委員会視察(垂水処理場)

7月27日、企業建設委員会視察で、市内の建設・水道の設備を視察しました。
まずは、神戸市西水環境センター垂水処理場(平磯にある垂水の下水処理場です)
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入口においてあるのは、下水道ネットワークの工事の仕事を終えたシールドマシン(私の奥にあるもの)。現在は、中部処理場で行っていた処理を下水道ネットワークにより垂水処理場で処理しています。災害時や設備の更新時に下水道ネットワークが活かされます。
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消化タンクの屋上に通じる塔の屋上からの風景です。3枚目の鳥かごのようなものが、滝の茶屋の駅から良く見えると思いますが、ネットワークポンプ場で、中部から流れてきた下水をくみ上げています。
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バイオガスの精製装置の一部です。消化タンクは、写真がなくて申し訳ありませんが、恐竜の卵のような白い大きなタンクです。下水の汚泥を消化させるものですが、この時に発生するメタンガスの濃度は、60%くらいで、残りはCO2が多く含まれています。そのままでは燃料などに使えない(こともないと思いますが、多分、効率が悪い)ため、バイオガス精製装置によって、圧力を上げて水を通すことで、CO2を水に吸収させメタンガスの濃度を上げます。(メタンガスは、水に溶けにくいので、圧力を上げても溶けない)他に、硫化物のガスなども含まれており、脱硫塔で除去します。
こうしてできたバイオガスは、クリーンセンターの電気を使っている東灘ではそのままバイオガスとして天然ガス自動車の燃料と、大阪ガスに売却し、垂水ではバイオガス発電を行って関西電力に売却しています。
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