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千歳

北海道視察の最後は千歳市「そなえーる」に行きました。防災学習の交流施設で、いろいろな防災の体験ができる施設です。%E5%8D%83%E6%AD%B3%EF%BC%83%EF%BC%98%EF%BD%93.jpg


千歳市は、自衛隊の駐屯地と航空自衛隊があるまさに自衛隊の町。9万5000人の人口の3割が、自衛隊員・その家族・OBなどで構成されています。平均年齢は41.3歳と若い!!
東京23区と同じ広さで50%は森林です。
「防衛の民生安定」という補助制度を使って、7.5/10の補助を受けて21億円を投じて設立された施設です。戦車が頻繁に往来する道路の騒音対策と緩衝地帯の設置などが住民から要望されており、沿線地域の環境改善の目的も含めて作られた経緯があります。

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振動体験が常時できるようになっています。(神戸市は、地震体験車”ゆれるん”がありますが。)

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目の前で、天ぷら火災の実験を見ることもできます。

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脱出の訓練の体験もできます。

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非常用の簡易トイレです。

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携帯折り畳みヘルメット。どうしても、ヘルメットを見ると、かぶりたくなる私。。(笑)。現場の指導で必ずあご紐もきっちりと締めます。

以上、盛沢山な体験ができる施設です。お伺いしますと、管理運営費用が年間3000万円強必要になるのですが、千歳市の一般会計予算で賄っているということ。立派です。

神戸は、あれだけの地震を経験した都市ですが、体験型の施設は持っていません。(危機管理センターに、小さい展示室はありますが。。。)だんだん、震災を体験した市民の割合も減少してきています。もう少し、展示については考えてみる余地はある気がします。

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