東南アジア視察(シンガポール)
2013年01月01日 00:58
民主党が大負けした選挙結果を夜中までウォッチしてから、3時間くらいだけ眠って早朝のベイシャトルで東南アジアに向け関空に向かいました。
第1日目はシンガポールの大きな病院、シンガポール・ゼネラル・ホスピタルSingapore General Hospital(以下SGHと表記します)、バイオ系の研究所バイオポリスの中のアジアメディカルセンターAsia Medical Center(以下AMCと表記)、民間の病院、マウント・エリザベス・ノビーナ病院Mt.Elizabeth Novenaの3か所を視察しました。
神戸市では、医療産業都市を進めていますが、今後期待される国際的医療交流の要として、生体肝移植で国際的に著名な田中紘一先生を中心とするKIFMEC(神戸国際フロンティアメディカルセンター、キフメック)の病院建設が予定されています。
SGH、Mt.エリザベス・ノビーナの視察には、SGHで前日に生体肝移植の手術を執刀し終えたばかりの田中先生にも出席していただきました。先生は、これまで、SGHにおいて多数の手術にご協力されており、SGHの若いドクターの先生方を指導されてきています。
SGHはイギリス植民地時代からの伝統ある総合病院ですが、伝統のみでなく、最先端の医療を提供できる体制がとられており、また、広大な敷地の中には、心臓・眼科・歯科の専門センターのほか、アメリカ・Duke大学の医学部大学院が誘致され、研究にも力が入れられていました。
現在、地下鉄の駅に近い場所に新しい病院建設などが進められており、さらなるアカデミックな医療センターを目指していくということでした。