自立援助ホーム
現在、予算の議会の開催を控えて、毎日、局の予算の勉強会を実施中。本日で、ようやくすべての局の勉強会を終了しました。そんな中ですが、昨日、自立援助ホームが垂水に開設され、3月1日の入所を控えて開所式が開催されました。自立援助ホームは、かつて、一度、設立のお話があり、進みかけたのですが、諸事情によってなくなってしまったと伺っています。ぜひとも必要だから自立援助ホームを作ってほしい!!と、代表質問も行いました(2008年の12月です。当時の梶本副市長から御答弁いただきました。)し、強い思いもありましたので、勉強会を抜けさせてもらって出席してきました。
式の後、中を見学させてもらいました。一人一人の部屋は、決して広くはありませんが、リフォームしたばかりで新築のようなきれいさでした!!食事は、食堂で一緒に取ることができ、4人の職員さんが交替で、男子・女子そろぞれの担当を持って悩みの相談に乗ったり、就労支援をしたりと、家族のようにケアをしてくれます。
自立援助ホームについては、当日いただいたパンフレットを添付するのと、それから、ホームについての梶本さんのご答弁を参考までに掲載します。当時は、答弁ながーいって思ってましたが、ホームのことがよくわかって梶本さんの優しさも出ていますね。(笑)これからホームが、養護施設とはまた違った相談の拠点のようになっていってもらいたいと願います。
〜当時の梶本副市長のご答弁です〜
・・・、また,自立援助ホームでございますけれども,社会的養護のもとで育った子供たちは,施設等を退所し自立するに当たって,保護者から支援を受けられないことが多いいうことで,その結果,さまざまな社会に出て困難に突き当たることが多いと言われております。そのため,施設を退所した子供たちの自立支援のための,この今回の児童福祉法の改正の中でも,自立援助ホームについて,対象年齢が従来の18歳未満から二十未満へ,等の改正がされておりまして,この設置の推進が図られているところでございます。
本市におきましても,施設を退所した子供たちの自立促進は,重要な課題と認識をいたしておりまして,現在,自立援助ホームは市内には設置をされておりませんけれども,施設本体の近くに住居を借り,施設職員が指導する自立促進等事業や,就職に際しての自立促進資金の貸付制度を市単独で設ける等の施策を行っているところでございます。
自立援助ホームにつきましては,財政面や運営上の課題があると思われますけれども,今回の法改正を踏まえまして,今後,施設を退所した子供たちの自立支援施策の充実について,さらに検討してまいりたいと,このように考えております。
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〜ここまで