濱口新平展
今日、西区平野にある「FlipFlop」という田園の中にある雑貨やさんカフェに、「濱口新平展」を観に行ってきました。お店に入ると、私の大好きな雑貨が並んでいて、奥がカフェになっています。2階がギャラリーもできるようになってました。
濱口新平さんは、三重県在住で、実は、お母さんの実家が私の実家のご近所さん。うちの母から、展示会をするから観に行ってねという連絡が入ってました。絵を鑑賞した後、新平さんご本人、お母様、おばあ様とお会いしました。新平さんは初対面でしたが、お母さん、おばあさんはとってもお久しぶりでした。
チラシをスキャンしたので添付しますが、見えにくいといけないので、チラシの紹介文を引用します。
ここから・・・
「濱口新平 三重県出身。平成2年月22日生まれ。2歳の時、知的障害と診断される。小さい頃から絵を描くことが大好きで、主に夢で見たことやインスピレーションをモチーフに制作を行う。15歳の時、松坂市の障がい者施設「希望の園」の園長村林真哉氏と出会い油絵を描き始める。現在は、自由芸術教室「HUMAN ELEMENT]にて創作活動をおこなう。三重県を中心に作品を発表。東京・大阪など都市部においても作品展、グループ展など多数出品している。昨年は、ドイツのバルメンガルテン、フランクフルトアムマインで開催された「希望の園美術展」へ出品。
受賞歴 第60,62,63回みえ県展入選 第6回津市美術展 入選
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それから、彼が絵を描くきっかけとなった、障がい者アートに取り組まれている松坂市の施設のパンフレットも添付します。
濱口新平展チラシ
希望の園パンフレット表
希望の園パンフレット裏
商大筋の百日紅
商大筋に沿って、百日紅(さるすべり)の木がところどころに見かけられますが、夏のこの季節、満開になっています。私の事務所の近くのローソンの前には、大きく育った白い百日紅があって、お花をたくさんつけて散るため、下を通るときに花吹雪状態になります。その大きな白い百日紅の隣に、事務所のビルがありますが、その前には、小さい赤い百日紅の木があり、たくさんの花を咲かせています。
実はこの百日紅、台風被害のひどかった2004年に台風で先代の木が倒れてしまったために、2代目として植えられたもの。周りの木に比べてとても小さく、根付いてくれることを見守っていましたが、ちゃんと育って少しずつ成長し、今年はとりわけお花をたくさん咲かせています。2004年の台風では、円山川が決壊するなど兵庫県は大変な被害となりましたが、もう8年になりますね。
委員会視察#3(宮本住宅〜市営住宅耐震化)
さらに続いて、中央区にある宮本住宅を視察しました。
市営住宅は、平成27年度で耐震化率92%を目標に耐震化が進められています。(現在6月末で83%)実施には、第2次市営住宅マネジメント計画に沿って進められていて、ポーアイや夢野、大池西などでも耐震化が完了しているということ。
ここ、宮本住宅の耐震化の特徴は、住みながらできるという「PCアウトフレーム工法」が使われた点です。パンフレットの図を見てください。
PCアウトフレーム工法のPCとは?普通のマンションのチラシとかに書いてあるRC造りと言うのは、(Reinforced Concrete 補強されたコンクリート)で、鉄筋の入ったいわゆる鉄筋コンクリートのことですが、PCとは、Precast reinforced Concreteで、工場で元から鉄筋が入れられたコンクリートの構造物のこと。現場での工事期間が短縮できます。
(現場で受けた説明内容とホームページなどから)
まず、建物の側面に、しっかりした基礎を立てる。
そこにPCの柱、PCの梁を組み立てていく。
既存の建物の床の部分との間にPCの床板を設置する。
PCの梁部分をワイヤーで締めていく。
次の段の柱となるPC柱を鉄筋接合する。
PCの床板の上をコンクリートで仕上げる。
この工法は、出来上がり後に、耐震化でよくみられるバッテンの筋交いがないので、住宅には適していますが、かなりの基礎を新しく横に打つ必要があるので、宮本住宅のように、重機が入ることができる住宅が条件になります。
委員会視察#2(水上消防署)
続いて、ポートアイランドの北端にある水上消防署を見学しました。この消防署は、水上という名称からもわかるように、神戸市が保有する消防艇「くすのき」「たちばな」の2機が常駐されていて、海難事故や海上火災に出動する体制がとられています。
そのほかに、特別高度救助隊「スーパーイーグル神戸」と、大規模災害対応救急隊「ブルーキャット」の専用車両が配備されています。(下記に説明文添付)
最後に、最新の消防艇「くすのき」の船内を見学しました。
スーパーイーグルこうべの説明(ふぉとあらかるとより)
「特別高度救助隊「スーパーイーグルこうべ」は、1隊(6名)×3部制、計18名で編成。5年以上の救助隊員の経歴があり、災害現場での経験と知識が豊富なエキスパート隊員を選抜し、水上消防署に配置。市内を5地域に分けた第1〜第5方面のうち、中央区を中心とした第2方面管内の日常的な災害に加え、緊急消防援助隊や国際消防援助隊にも登録し、要請に応じて他都市や海外へも出動します。」
ブルーキャットの説明(ふぉとあらかるとより)
「BLUE-CAT」は1隊4名で、3編成を水上消防署に配置。全員、救命救急士としての経験と知識が豊富なエキスパートです。通常時は、市立医療センター中央市民病院のドクターカーとしても対応。救急隊と医療チームが合同で月20回程度出動するほか、市立医療センター中央市民病院で救急医療の研修を重ねています。
特殊化学災害隊「HAZ-MAT KOBE」(ハズマットコウベ)の説明(ふぉとあらかるとより)
東京の地下鉄サリン事件を契機に、化学災害、毒劇物災害に対応する専門部隊として平成9年10月に発隊。危険物取扱者資格と毒劇物取扱者資格を持ち、ハズマット研修を受けた隊員で構成し、災害発生時には「スーパーイーグルこうべ」と連携して救助活動を行います。
水上消防署
コントロール室(機器がちょっと古い!?)
消防車両~パンフレットより~
化学消防車に貼られたHAZMATのシール
スーパーイーグルこうべ
スーパーイーグルこうべ専用車側面左
スーパーイーグルこうべ専用車全面から
くすのき船内にて
くすのき船内コントロールパネル
くすのき
委員会視察#1(危機管理センター)
この6月の市会から、新しく、「都市防災委員会」に所属しています。今まで、都市消防委員会として、都市計画総局と消防局を所管していたところに、危機管理室も加わった新しい構成の委員会です。
先日、第1回目として事業概要の説明等があり、第2回目となる20日の委員会では、午後から管内視察に行きました。
最初に訪れたのは、市役所1号館の裏手(西側です)にできた新しいビル、危機管理センターです。このビルには、文字通り、災害などが発生した場合に、市長以下関係部門と、警察など、外部の連携機関も必要であれば一緒に入って指揮がとれるオペレーションセンターが設置されています。市内に配置した様々なカメラからの情報など、複数の多元的な情報が集められており、隣には、防災行政無線のコントロール室があって、避難勧告などが発信されるということでした。3,4,5Fが消防局ですが、4Fは消防局の管制室として、ここで、救急車のコントロールが行われていました。6,7,8Fが水道局、1Fが防災展示室になっています。
防災展示室は、自由に見ることができるので、夏休みの宿題の自由研究におすすめです。
*防災展示コーナー