東北地方地震への応援隊出発式
2011年03月14日 15:19
3月11日の東北地方太平洋沖地震のニュースは、本当に大変なできごとでした。亡くなられた方々のご冥福を心よりお祈り申し上げますとともに、被災された方々にお見舞い申し上げます。
神戸は、震災から16年が過ぎて、街はきれいになっていますが、市民の心には、震災の体験が大きく残っています。本当につらい毎日でしたが、一方で、他の都市や国から、言葉で言い表せない支援をいただきました。当時、お隣のおじちゃんと二人で、公園に並んで、おにぎりの配給を受けましたが、横に徳島と東京から送られてきた支援物資がありました。震災後、2日目か3日目くらいでしたが、こんなに素早くたくさんの物を送ってくれたんだなあ、と心から感謝したのを覚えています。
今日は、お昼に市役所前で、神戸から被災地に応援に行く部隊の出発式がありました。神戸市は、さすがに対応が早く、当日の晩に消防局から電話があり、第1陣が出発するという報告を受けました(都市消防委員会の委員長として)。その後の職員の派遣状況を添付します。今日仙台に向かったの応援隊53人は、向こうでボランティアの拠点づくりなどに取り組まれるそうです。出発式で矢田市長が、「・・・被災地の皆さんの心に寄り添ってもらう活動をしてきてください・・」というご挨拶をされました。震災の経験があればこその気持ちのこもった言葉だなあと感動しました。