進水式見学
2010年08月09日 23:04
先週、2日に私の出身の三菱重工業(株)神戸造船所で大型コンテナ船の進水式がありました。夏休みなのでツアーを組んで、終了後、東灘のバイオガス設備のお勉強、ヴィラッジオイタリアに乗船して神戸港めぐり、新長田鉄人28号・三国志ギャラリー見学と、市内巡りをしました。
残念ながら、神戸造船所は、100年の歴史を持つ商船からの撤退が先日発表されたところですが、受注はまだ7隻残っていて、今後2年くらい建造は続けられます。入社早々に初めて進水式を見学し、大変に感動したのを覚えていますが、一度見学された方は、同じように心に残っていらっしゃるのではないでしょうか。
今回の船は、全長が302m、総トン数は78000トンという巨大なコンテナ船です。損傷時にも燃料油が海洋に出にくいタンクの2重船殻構造など、環境の新規制が先行適用されており、「MOL MANEUVER」(MOLマヌーバー)と名付けられました。午後から、港めぐりの船に乗り、進水した船を、海側からもう一度見学することになりました。「かもめりあ」を出てポートアイランドの東側を通り、和田岬の沖でターン、三菱、川崎の両造船所を海から眺めながら戻るコースです。
東灘の下水処理場ではバイオガスを自動車燃料だけでなく、これから一般の都市ガス燃料として供給することになっており、実証実験を終えて秋から大阪ガスの導管に接続、販売が予定されています。煙突みたいな写真がバイオガスの精製設備です。