スパコンセミナー
2010年02月14日 22:59
2月6日、建設中の次世代スパコン施設の近くにあるニチイ学館のホールで、次世代スパコンのセミナーが開催されました。昨年末の事業仕分けで何度もテレビや新聞に登場して有名になったこともあって、会場は満員の盛況ぶり。500人の市民が集まりました。講師は、スパコンの専門のふたりの先生で、おひとりは理化学研究所の姫野先生、もうひと方は、海洋研究開発機構で地球シミュレータを担当されている高橋先生です。当初予定の人数より参加希望の人が多くて、会場にいっぱいいっぱいになったため(と思います)、私たちの席は、目の前のスクリーンと向かい合うところでした。昔、ダイエーの横の映画館で映画を観た際、スクリーンの手前しかあいていなくて、とっても首が疲れたことを思い出しました。
お話は、ふたりの先生がたが、できるだけ市民にわかってもらおう、親しんでもらおうと努力されているのがよくわかる感じがしました。少し時間が足りなかったようですね。
姫野先生は、とにかく、スパコンは特別なものではなくて、スパコンの技術が、家庭にある電化製品に応用されていることを強調されていました。そのために、ご自宅の電化製品を全部デジカメに納めてこられたり、時間をかけてパワーポイントを作られていました。
高橋先生は、若くて美しい女性なんですよ。驚きでしょ?地球シミュレータができる前と後とで、台風の進路予測など、解像度が全く違うということを一目瞭然の絵を比べて説明されていました。次世代になると、さらにピンポイントの集中豪雨の予測などが可能となります。
というわけで、前過ぎて写真も撮れなかったので、配られた資料から先生のプロフィールと次世代スパコンの最新状況を添付します。