加計呂麻島視察(マングローブ)
2009年12月23日 10:36
台湾から帰って、1日おいて、会派視察で奄美大島本島の南に位置する島、加計呂麻島に行ってきました。奄美大島は、伊丹空港から直行便が出ていますが、便数が少なく、また、空港が島の北端に位置するため、本島の南の島、加計呂麻島に行くには、島内の移動時間と、島に渡るフェリーの便などを考慮して行動する必要があります。奄美大島本島の広さは、意外にも佐渡島に次ぐ大きさで、淡路島より大きいんです!(私が知らなかっただけかもしれません、が。)日程調整のうえ、1日目はマングローブの森に立ち寄り、日本で西表島に次ぐ大きさというマングローブ群生林を見学したのみで、加計呂麻島行きのフェリー乗り場の拠点、古仁屋に宿泊しました。
「マングローブ」って言う名前の植物があるんだと思っていましたが、そういう湿地帯に群生している植物群の総称なんですね。知らなかったー!!私たちの訪問した林では、「オヒルギ」「メヒルギ」と言う木が主にマングローブの森を形成しておりました。巨大なインゲン豆のような実がなって、下に落ちて満潮時に流されて種が運ばれます。潮の満ち引きが激しいので、独特の植物や生き物が生息しています。「リュウキュウアユ」というアユも、この湿地帯の河に住んでおり、本土のアユとは違った進化を遂げました。
マングローブの森は、カヌーでもしないと近づけないので、遠景の写真です。追加で、ここの森で撮った写真ではないですが、奄美の植物を添付します。パパイヤの木と実、普通におうちの庭に生えていたりします。毎回、食事にパパイヤのお漬け物が出されました。それから、宮古島に行ったときにも道沿いに群生していたアダンの木、パイナップル風の実は残念ながら食べられません。