助産所「野の花」を見学
昨日、西区玉津町に新しくできた助産所、「野の花」に出向き、開所された助産師さんの、石村さん、高橋さんにお話を伺ってきました。さすがに私の友達で妊婦さんになる人は少なくなりました(笑)が、後輩の奥さんから、「正常分娩なら、ぜったい助産院(所)がお勧めです」というお話を聞いていました。産婦人科の病院と医師の不足が取りざたされる中、実際に産まれた方からのご意見もあって、もっと助産院(所)を広げていくべきではと思っていました。
先日の福祉環境委員会では、平木さんが助産師に関連する質問をした際、助産院(所)の開設には残念ながら今のところ、行政として支援するメニューがあまりないという回答でした。
支援メニューがない中、助産所を開設されたことを聞いて、ぜひとも見せてください、と伺った次第です。
写真をみていただいてもおわかりのように、家の外も中も全く普通の一軒家と変わりません。たくさん部屋がある大きい一軒家の一部を改装して開所されています。2階にはシャワー・トイレを作って、入院時に対応できるようにしてありました。早速、入院の予定があるそうで、準備が整えられていました。病院で出産後に遠方の実家に帰るまでの間、しばらく産褥期(さんじょくき。みなさん、知ってますか?この言葉。簡単には、お産直後の数週間のことです)を過ごされるとのこと。そういう利用方法もあるんだー!と納得しました。家族で泊ることも可能なようです。
分娩室も普通の部屋になっていて、アルコール消毒さえ、きちんとできていて、9.1m2あればいいのだそうです。他に、子育てのサポートのメニューっぽいものも用意されていて、おふたりが、本当に妊婦さんや、赤ちゃんを育てるママたちのお役に立ちたいっと思っていらっしゃる感じを受けました。
ちなみに、私の後輩の奥さんから聞いているのは、「病院に行くと、長い時間待って、先生と会話できる時間は短く、助産院(所)なら、たっぷり時間をかけて相談に乗ってもらえます。」ということ。これから、取り上げていきたいテーマと思っています。