中央卸売市場に行ってきました
2009年04月03日 09:58
先週、予算市会が終了した翌日、兵庫区中之島にある中央卸売市場に行ってきました。今回、「中央市場の安全安心のブランド化」に関連して委員会で質問を行ったグルメ代表(?)の井手議員、主婦代表(?)で、福祉環境委員会で同様に質問を行った平木議員と3人です。中央卸売市場は、現在、再整備の終盤を迎えようとしていて、道路(高松線)から見える新しい建物は、「関連棟」と呼ばれ、先月完成したところのようです。これから、現在西側に入っている店舗などが引っ越しをして、5月からオープンの予定だそうです。この関連棟には、大きなキッチンと講習の可能な教室も整備されていて、市場に入った新鮮な食材を使ったお料理教室が開かれる予定。
場内では、フルーツの競りが行われていて、独特のやりとりの中、全国から届いたフルーツが次々と仲卸さんによって競り落とされていきました。埋め立てを行った場所には、「加工物流棟」「南物流センター棟」が新しく整備され、既に稼働が開始しています。加工場については、すべての見学はできませんでしたが、バナナダイエットでブームになったバナナたちが、黄色く熟すのをじっと待っておりました。(笑)(あのブームのおかげで私も含め、たくさんの人がバナナが青い状態で輸入されているのを知ったのでは?)
昨年は、冷凍餃子の事件に始まって、食品偽装のニュースが後を絶たない状況でした。中央市場には、保健福祉局の出先機関があって、市の管轄の下、抜き取り検査などが行われています。食品の安全により敏感になった私たち消費者のニーズと、信頼できる生産者をうまく結び付けていくことが、市場のブランド化につながっていくものと思われます。