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コウノトリの郷公園

続いて一路北へと向かい、豊岡にあるコウノトリの郷公園に行ってきました。コウノトリは、井戸知事を筆頭に一生懸命に県がPRしていることもあって、兵庫県と言えばコウノトリという感じになってきていますが、実物を見に行く機会はなかなかなくって、今回初めて見ることができました。最初に訪れたのは公園ではなくて、ふつうの田んぼの中。ニュースでもお馴染みとなった人工巣の塔が、普通に田植えの終わった田んぼの道の真ん中に立っていて、その上でコウノトリが普通にヒナに餌をやっているのです。野鳥が好きで山登りが苦手な私は大喜びでした!!(^o^)/まず思ったことは、コウノトリって意外にでかい!!ということ。本当、外国の漫画とか、ドラマとかに出てきそうな風景なんです。野生復帰後も餌のカエルとかに困らないように、近くに、専用に用意したビオトープ(休耕田利用)も作られています。巣の中にはヒナがいるらしいのですが、残念ながらヒナを見ることはできませんでした。一度絶滅した鳥との共生のために、田畑の減農薬だけでなく、水路の構造とか、いろいろな工夫や努力が行われています。努力の甲斐あって、このあたりで作っているお米はコウノトリを育んだお米としてブランド化されています。
コウノトリの郷公園では、「ええーっ!?こんなにいるのおお!?」と思ったら、半分以上がサギでした。(笑)ギャーギャーと鳴いているのもサギらしい。コウノトリは鳴かないんだそうな。資料の展示とか読んでいると、昔、まだ絶滅していないときでも、珍しかったのか、コウノトリを見るための観覧席みたいなのがあったりしたようです。公園の奥が研究施設となっていて、96羽(だったと思います)のコウノトリが飼われています。オスとメスのお見合いのようなもの(隣のケージに入れる)もさせていましたが、いまいち、うまくいってないようでした。野生に離すとペアもできやすいそうです。写真のバケツは餌のアジとドジョウ。今は衣替えの時期なので、食欲は少し落ちるらしく、100gほど少なめだそうです。(私も衣替えだから100gぐらい落ちてほしいなあ。)
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