« ふれあい義塾・工藤良さんにお会いしました | 活動報告トップへ | 外郭団体の委員会で沖縄・福岡に »

先端医療と市民の協働を考えるシンポジウム

2月3日、タイトルのシンポジウムが先端医療センター横の臨床研究情報センター(TRI)で開催され、途中からではありますが、出席してきました。基調講演は、アメリカのJDRFという、若年性糖尿病の財団の科学部長さんのゴールド・スタイン先生。どういう財団かというと、これがすごくって、I型糖尿病の子どもさんのお母さん方が設立(30年以上も前だそうです)された財団で、I型糖尿病の治療法の研究に寄付を集めて投資を行ってきているのですが、今や(2006年)1年間に1億3500万ドルもの研究費の助成をする規模らしいのです。今日の為替レートで、1ドル106円強くらいですから、それに1.35億をかけてみてください。そんな金額を、どうやって集めるのか、驚きのひとことなのですが、95%が個人寄付らしいのです。講演のあとは、パネルディスカッションがあり、臓器移植推進協議会の川瀬事務局長も出演され、意見を述べられていたり、松田先生も質問されたりしていました。(お二人については推進協議会の総会の活動報告をご参照)先端医療センターの西川伸一先生が全体のコーディネートをされており、交流会でも少しお話させていただきましたが、日本でも、こうした動きを、医療サイド・医者のサイドや、行政のサイドからではなく、患者さんたちの声でやっていってもらえれば、と話されていました。
%E5%85%88%E7%AB%AF%E5%8C%BB%E7%99%82%E3%82%B7%E3%83%B3%E3%83%9D%E3%82%B8%E3%82%A6%E3%83%A0.jpg

月別アーカイブ