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東灘バイオガス、もうすぐ本格始動

昨日、県市の環境部会で、東灘下水処理場でのバイオガス設備を見学してきました。実証実験を経て、これから本格的に、バスなどに使われる燃料供給のスタンドもオープンします。下水を処理する際に出る汚泥(微生物の死骸などのごみ)は、減量化のため、タンクで更に発酵消化をさせるのですが、その際に出るメタンガスを、加水・加圧することによって二酸化炭素や硫化水素を取り除き、自動車燃料にも使えるものに精製します。これまで、実証実験用設備で市バス1台分のガスを供給してきましたが、2月中旬(以降かも?)から本格稼動しようとしていて、40台分くらいの燃料が賄えるということです。最近、運送用の車とかでも天然ガス仕様の車も増えてきているので、これから、供給先を探して契約していく予定ということです。一般車でも、ゴルフバッグをあきらめてもらえればタンクが積めるので、バイオガス車にできなくはないそうです。ただし、改造に100〜150万円くらいかかるのと、ステーションが少ない難点があります。これからの話になりますが、消化タンクも新型に代わって効率が上がり、消化・発酵が効率よく電気の消費量が減る見込みがあること、もう1基タンクができること、など、更に燃料供給に回せる量も増える見込みということですから、バイオガス車への改造も本気で考える必要が出てくるかもです。とても期待の持てる取り組みですが、日頃辛口の「ムーヴ」という番組でも、ほめられたとか。もうすぐ正式オープン(2月8日?)となりますから、皆さんニュースなどでチェックしてくださいね。
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華僑歴史博物館

新年会やら旗開きの行事が多い1月ですが、合間を縫って久々に華僑歴史博物館に寄ってきました。南京町の西端から栄町通りを越えて2号線にぶつかったあたりの緑色の建物の2階にあります。一度、ひろこ倶楽部だよりでも紹介させてもらっていますが、友の会に入ると、いろいろと華僑の文化を楽しめる行事の案内があって、中国や華僑に興味のある方には、とてもいいですよ。私は、一度、中華同文学校の授業を見学させてもらいました。中国・台湾からこられる方には、ここと移情閣がコースになっているようですが、神戸の人にはあまり知られていないと思います。今の神戸の街を語るとき、華僑の歴史ははずせません。活躍をした人々をもっとクローズアップして、魅力を再発見できれば、すごくおもしろいお話が眠っていると思うのです。歴史のお勉強のきらいなこの私が陳徳仁先生と安井三吉先生の書かれた「孫文と神戸」は、おもしろいと思って読むことができました。
展示物も新しくなっていましたが、ゆっくりと見る時間がなかったので、今度、またゆっくり見学させていただこうと思っています。ねずみ年にちなんでか、可愛い「ねずみの嫁入り」の飾りのお人形がありました。

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