資源リサイクルセンター
2007年02月01日 19:59
昨日、会派視察で資源リサイクルセンターを見学しました。資源リサイクルセンターでは、回収してきた資源ごみの「缶・びん・ペットボトル」を再資源化のために分別し、資源製品としてブロック化しています。自動選別機によってある程度分別されますが、資源ごみ以外のゴミなども混じっていたり、分別機で分別仕切れなかったものは、手選別作業によって分別されます。(写真左)はその風景ですが、洗剤容器や紙のごみ、食品トレイなどが混じっていたのがわかります。アルミ・スチールは再資源化の市場性があるため、売却します。ペットボトルも、売ることができるのですが、売れるからと簡単に売ってしまうと、中国などに流れ、せっかく作った場所で資源に戻そうという流れを止めてしまうことに。現在は、容器リサイクル協会に無償で引き渡していますが、国内の再資源化のメーカーを育てることにつながります。また、リサイクルの効率が上がってきているので、近い将来有償になる可能性も出てきています。そこで、問題になるのが神戸市のペットボトル資源ごみの品質です。(写真中)みなさん、よおく見てください。キャップがたくさんついているのがわかりますよね?有償になったとしても、このままでは最低ランクの等級になります。キャップを取って中を洗って(最低、中身を捨てて)出しましょう。再資源化の難しいのがびんになります。びんは、透明・茶色・その他に機械で分けられていますが、あまり小さく割れていると色の識別ができなくなります。分別仕切れなかったものは、細かく砕いて、資材に混ぜたりして利用しますが、用途が限られてしまうことに。(写真右)びんは、リターナブルが普及する仕組みを考えていく必要があります。