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福祉環境視察#1(仙台)

仙台では、既存幼稚園を保育基盤の設備として有効活用する幼稚園移行支援事業のお話を聞いて、子育てふれあいプラザ「のびすく仙台」を見学してきました。幼稚園移行支援事業は、これから始まる認定こども園の先駆け的な取り組みといったところ。13、14年度は、設置者が自費で保育所を創設していましたが、15年度から市の単独補助事業として認可保育所が併設され、合計12施設。17年度募集には応募(法人の)がなかったのは、認定こども園の施行等も要因ではとも。待機児童の解消のみでなく、定員割れしていた幼稚園が、保育所併設で人気が出ていっぱいになるなど、幼稚園にとってもメリットが出ているようです。
「のびすく仙台」は、繁華街の中のビル内(地下鉄の駅を出たところ)にあって、お母さんたち(おばあちゃんも)が子どもさんを連れてゆっくり過ごせる施設。遊び場の提供のほか、相談事業(気軽に相談できる窓口)一時預かりなどを事業展開しています。市内の保育所や幼稚園に関する資料や、子どもに関する様々な資料をそろえてあって、区役所の子育て支援コーナーの一部のような感じ。神戸でも区役所の中にこんな施設を作ってもらえたらなあ、と思いました。
ほかには、「仙台保育室」という独自の制度によって、認可保育所の基準をゆるくした施設があります。商業地にあって園庭のみが広さがとれない以外は認可保育所と同じ条件のA型と、認可保育所より基準を少しゆるくしたB型とがあるそうです。助成の内容までは聞けませんでしたが、いろいろな面で子育て支援には柔軟な感じがしました。資料はパンフレットの一部です。

 

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