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建設水道委員会

24日、建設水道委員会が開催されました。水道、建設共に、アスベスト関連の補正予算と、阪神高速の変更許可について、道路管理者である神戸市の同意に関する議案について審議されました。審議の結果は、25日の神戸新聞にまとめられていますので、参考のため添付します。(引用 神戸新聞2006年3月25日朝刊)一番、問題となるのは、料金が対距離を基本とする点です。これは、対距離制に移行するのは、不公平感をなくしたり、ネットワークを活かした料金設定を行ったりするのに必要ではあるので、料金設定の際には現行料金などに十分配慮を行うこと、などを附して同意することが承認されました。新聞記事でまとめてもらっていますから、補足説明をします。
先日、新聞に高速料金について報道があって、¥500が¥1300になる区間が出てきて驚きましたが、対距離料金の基本とする計算式
料金=距離(km)×¥31+¥290
によるものです。このまま当てはめると、すごい値上げになる区間が出てくるので、それはないだろうと、意見が相次ぎました。

Q:要望の中に「特定区間料金」の設定があるが、かつて設定されたことがあるのか。大阪が¥700で神戸が¥500だが。
A:要望しているが、できていない。大阪が¥700、神戸が¥500で不公平感が広がっている。対距離に移行すると西(神戸地区)で割高感がある。

Q:¥31、¥290、この数字の根拠は?
A:阪神高速の現在の1台あたりの平均距離が15.2km 平均料金が¥760 都市高速道路の1kmあたりのコストが¥31 逆算して¥290を出した。
委員会では、とっさに計算できなかった(アホやわあ、わたし)けど、こういうことでしょうか。。
¥760−¥31×15.2=¥288.8
Q:その数式を当てはめると大体が値上げになってしまいますが?安いところもある?
A:阪神高速全体で考えると、東(大阪圏)は西(神戸)に比べ交通量が3倍だが、料金設定が安い。全体で考えると西の料金は高めになる。
Q:新神戸トンネルを、阪神高速にネットワーク化する話はどうなっている?
A:国、公団、市で検討会を開いて協議を重ねてきた。270億円の持参金が必要ということが新聞でも報道されたが、今も協議を続けている。
Q:阪神高速2号線(長田の出口を2.2km延伸している工事)の工期は?工事はもっと早くできない?
A:H23.3.31まで工期延長。大変難しい工事となっており、どうしても時間がかかっている。

等々の議論の中、同意できないという反対意見や割高感を出さないよう、上限料金の設定を強く望むなどの要望意見が出て、要望を附して同意に承認することになりましたが、実際の料金設定については、少し先の議論となります。


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