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建設水道委員会

昨日、委員として最後の建設水道委員会に出席しました。建設局から下水道の5カ年計画とも言える、「こうべアクアプラン2010」について報告がありました。下水道は規模も大きいので、5年というスパンで目標を決めて推進するのもかなり難しいものだと思います。その中で、5つの事業目標と経営目標が示されました。このうち、特徴的な施策を紹介します。

○下水処理場のネットワーク化を推進する。→中部処理場を廃止して、その分は下水管のネットワーク化によって垂水処理場で処理されるようになります。
○三宮南部の浸水対策のため、雨水幹線とポンプ場の整備を進めます。→3年前、2年前の台風のとき、えらい目にあいましたよね。今、京橋に緊急の対策としてのポンプ場を設置しているということで、これらを恒久設備に整備していきます。(1時間30mmの雨に対応できるとのこと)
○垂水処理場の拡張施設に高度処理を導入して海に流す水質を保全します。→以前の活動報告で下水の高度処理について説明していますのでご参照方。
○下水汚泥から取り出した自動車燃料用天然ガス(こうべバイオガス)の利用促進やコージェネシステムの導入を整備していきます。→バイオガスについてはこちらも活動報告ご参照。
○アクアサポーター・アクアパートナー、水環境フェア・アーモンド祭りなどの広報活動を通して市民の理解につとめます。→東灘のアーモンド祭りのようなものを垂水でもやってほしいですね。

また、経営目標として、今後5年間、使用料金の値上げを行わないことも明言されました。値上げせずに処理場の民間委託なども検討して累積赤字の半減を目指すということです。
下水汚泥からできる天然ガスは、循環型社会に向けての期待大の産物で、うまくいっていると聞いています。コージェネのシステム導入を進めて、垂水処理場では自前で電気を作れないか、など、検討していくということです。
下水管の光ファイバー敷設は、処理場間の制御用が主目的ということで、利用したいところがあれば、、という程度のようですね。


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