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巨大コンテナ船入港

六甲アイランド南のコンテナバースに入港したデンマークのコンテナ船「エマ・マースク」ですが、立ち入り禁止区域にあるため写真撮影等ができなかったので、送ってもらったファイルを使わせていただきます。今、ポートアイランドのPC18バースにおいて国主体の「スーパー中枢港湾プロジェクト」が進められています。コンテナ船の大型化に対応するために水深16mのバースを整備、ターミナルの運営も複数社を一体化して効率化、周辺の手続きの簡素化やコンテナ輸送まで考えた効率化を行って、コストの3割削減、リードタイムの1日短縮を図ろうというものです。今日、エマ・マースクが入港したバースは、水深14m。今日は、これから名古屋・横浜に寄るということで、荷が軽く14mでも問題ないですが、これからコンテナ船がどんどん巨大化していくと、神戸港の水深はMAXでも15mなので、入港できなくなります。お隣のプサン港では、16mバースを30個くらい作っているというから、老舗神戸港の北米航路を維持していくには、ぜひとも大型コンテナ船に対応させる必要があります。
「エマ・マースク」
○船籍 デンマーク
○全長 397m
○全幅 56m(コンテナ22列)
○コンテナ数 11,000TEU
○総トン数 170,794総トン

神戸港の今後の計画を示した「みなと神戸いきいきプラン」から抜粋したコンテナ船関連ページを添付しておきます。詳細は、市のホームページをご覧ください。

改1:用語がわかりにくいというご指摘を受けました。用語解説を追加します。
バース;港湾内において船舶が安全に停泊または荷役を行うことができる水面
リードタイム;輸入コンテナについて、コンテナ船の入港からコンテナターミナルより搬出することが可能となる時間の長さ
TEU;20フィートのコンテナに換算したコンテナ本数 Twenty-foot Equivalent Unit

  

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