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教育基本法関連公聴会

昨日、「参議院教育基本法に関する特別委員会」の公聴会がホテルオークラで開かれ、傍聴をしてまいりました。全国4箇所で開催されているようです。公聴会の内容は、新聞記事に掲載されていますので、そちらをご覧になっていただきたいと思いますが、教育関連の4法案に関して、広く意見を聴こうというもの。公聴会は、始めての傍聴でしたが、緊張感のあるものでした。今、いじめ問題や未履修問題で、特に教育行政が問われていますが、民主党は、「日本国教育基本法案」という独自の法案を提出しています。前文が大事だと思いますので、ここに紹介しておきます。法案の詳しい内容は、民主党のホームページで。

「日本国教育基本法案(にっぽんこくきょういくきほんほうあん)
民主党「日本国教育基本法案」平成十八年五月二十三日国会提出
前 文
 心身ともに健やかな人間の育成は、教育の原点である家庭と、学校、地域、社会の、広義の教育の力によって達成されるものである。
 また、日本国民ひいては人類の未来、我が国及び世界の将来は、教育の成果に依存する。
 我々が直面する課題は、自由と責任についての正しい認識と、また、人と人、国と国、宗教と宗教、人類と自然との間に、共に生き、互いに生かされるという共生の精神を醸成することである。
 我々が目指す教育は、人間の尊厳と平和を重んじ、生命の尊さを知り、真理と正義を愛し、美しいものを美しいと感ずる心を育み、創造性に富んだ、人格の向上発展を目指す人間の育成である。
 更に、自立し、自律の精神を持ち、個人や社会に起る不条理な出来事に対して、連帯して取り組む豊な人間性と、公共の精神を大切にする人間の育成である。
 同時に、日本を愛する心を涵養し、祖先を敬い、子孫に想いをいたし、伝統、文化、芸術を尊び、学術の振興に努め、他国や他文化を理解し、新な文明の創造を希求することである。
 我々は、教育の使命を以上のように認識し、国政の中心に教育を据え、日本国憲法の精神と新な理念に基く教育に日本の明日を託す決意をもって、ここに日本国教育基本法を制定する。」

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