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本会議開催中

今日は、本会議代表質問1日目。市内有料道路の一部が無料化(H20年から)になることなど、トピックもありましたが、また、明日の新聞をチェックしてください。活動報告を更新しています。
<追記>新聞記事を添付します。(神戸新聞引用)


福祉環境委員会

月曜日、福祉環境委員会が開かれました。まず、75歳以上の後期高齢者の医療制度が広域連合としてスタートするにあたって、準備委員会が設置されましたが、これにあたっての規約の制定に関する議案、障害者自立支援法、雇用促進関連の陳情2件、資源リサイクルセンターの運営に関して検討委員会で審議された結果の提案内容の報告、産廃処理施設への持込時の情報開示に関する要綱制定の件、等の審議と、更に、医師不足の問題などが議論されました。今日の新聞に内容が一部掲載されています。全部説明するのは不可能なので、後期高齢者医療制度関連の資料の一部を添付しておきます。これまで市町村単位で運営されてきた老人医療の制度が県レベルの広域連合となります。65歳の医療費は市で15万円くらいですが、75歳になると85万円になるらしい。(県ではこれが80万円です。)これから広域連合で運営していくにも、費用負担の問題や医師不足に伴う地域間格差、更には、地域差もなく絶対的な医師不足という問題もあります。広域連合でスタートしますが、国レベルで考えていかなければなりません。

 

車椅子バスケット大会

今日、明日と、グリーンアリーナで全国女子とシニアの車椅子バスケットの大会が開催され、開会式と神戸チーム(”神戸ZEAL”)の試合の見学に行って来ました。全国大会とあって、”すごお〜い”プレイを間近で見られ、ひとり感動して見学させていただきました。試合開始は、まず、車椅子を計測することから始まるんですね。規定に沿ってるかどうかを確認しないといけないんだろうなあ。試合は、10分で2分のインターバル、2ゲーム目が10分で次はハーフタイムが10分。もう1回、繰り返し、計40分の試合時間です。方向を変えるターンがすばやい速さなんですが、シュートの瞬間はあざやかの一言。残念ながら神戸ZEALは負けちゃったけど、闘志あふれるいいプレイだったと思います。明日続けて決勝戦などが行われます。立命館大学からチアリーダーの応援演技もありました。
市会は、第4回の定例市会が始まりました。来週、各会派の代表質問が行われる予定で、民主党からは、横畑議員が質問に立つ予定です。(29日の午後の予定)
ヴィッセルが気になりますよね。明日はウィングでの最終戦で、湘南ベルマーレと16:00からです。

  

ヴィッセル残念〜

土曜日、応援する議員の会でヴィッセル神戸と柏レイソルの試合を見にいってきました。待ち合わせしていた友人の子どもがまだ到着していなかったため、そわそわしていたら試合が始まり、直後30秒くらいで、まず1点を取られてしまいました。みんな「え?」という感じです。その後は、ハーフタイム直前に三浦淳宏選手のコーナーキックから北本選手が同点ゴールを決め、後半に2点取られたものの、またまた三浦選手のコーナーキックから柳川選手がゴール、そのあと、近藤選手がドリブルで走ってのゴールは目の前で見ることができてみんな興奮しましたよ。よく走ったわー。とても残念ながら最後に柏のでかーい選手、ディエゴにまたまた追加点を入れられてしまい、残念な結果となりましたが、2度も追いつくことができ、ファンにとってはおもしろい試合でもあったと思います。現在、ヴィッセル84点、横浜83点、柏82点と接近していますから、今週18日の1,2位直接対決はとても大事な試合。みなさん、ウィング(15時から)に応援にきてくださいね!!目の前で見るサッカーはいいですよ〜!!(残念ながら、私は同日に三菱の野球部の日本選手権の試合が京セラドームであり、応援にいけませんが。)
活動報告を更新しています。

つくば・羽田周辺視察

空港新産業特別委員会にて、先週(11月7.8日)つくば市、羽田周辺に調査にいってきました。

1.つくば市 独立行政法人「理化学研究所」筑波研究所 バイオリソースセンター
 ポーアイにある理研の大元にあたる研究所。ここでは、実験動物や実験植物、細胞材料など、生物の研究用の実験材料を開発し、研究所などに提供します。以前に、栄養学の家森先生のご講演を紹介したことがありますが、先生の研究で「100%脳卒中ラット」というものが使われていました。文字通り、普通にしていれば100%脳卒中になるねずみです。先生の研究では遺伝的に100%脳卒中になる可能性のラットでも、大豆の飼料を与えるなどで寿命を延ばせるということでした。そういったラット(マウス)などを作っているところのようです。ちなみに、人とマウスでは、99%遺伝子対応が解明されているらしいです。

2.つくば市 独立行政法人「医薬基盤研究所」
いわゆる「生薬」の生産先般にからむ研究を行うところで、薬用植物の栽培や研究、品質評価などが行われています。現在は、薬用植物は中国などからのとか、輸入が大半とのこと。例えば「マオウ」という植物は中国アジアの乾燥地帯の植物ですが、採取が進むと砂漠化が進行することも考えられます。日本での栽培を研究され、全国どこでも栽培が可能ということがわかってきたとか。最近、漢方って見直されていると思ってましたが、薬品の中に占める漢方製剤の規模は1.6%と非常に小さいそうです。

3.JTB
神戸空港や神戸市の観光資源について旅行会社から見てどうなのか、ご意見を伺いにいってきました。
JTBのパックツアーでスカイマークの利用が極端に少なくなっていて、欠航時に他の便への振り替えができないこと、専用の予約システムを持たないため、予約手続きに時間と手間がかかってしまうことを理由に挙げられていました。「羽田便が最も多いスカイマークさんはパックツアーには重要な航空会社」ということですので、スカイマークさん、検討してくださいね。

4.JAL CARGO(カーゴ・貨物)
国内の航空貨物は2000年まで順調に増加傾向で推移してきました。ところが2001年の9.11テロにより法改正が行われ、貨物を上屋で1日置いておく必要が出たため、スピードが売り物の航空からトラックに切り替わるところが増えたということ。その後、また徐々に回復し、1999年の実績に近いところまで戻っています。路線別では東京と北海道・九州・沖縄で全輸送量の75%を占めています。JTBさんも言われていたことですが、神戸空港の魅力のひとつは、後背地として四国が控えているところ。徳島などの特産物や、また、観光地として神戸と組み合わせるなど、神戸の中での観光資源を活かしていくことも重要な一方で、如何に四国を取り込んでいけるかもポイントになりそうです。

淡路島資源循環型農業見学#3

最後に周った施設は、一時新聞などでも取り上げられていた玉ねぎの乾燥炭化システムです。玉ねぎを出荷するとき、一番外側の部分は剥かれてから出荷されますが、この部分は「鬼皮」と呼ばれ、農家では処分に困っていたそうです。山の斜面等への不法投棄も耐えなかったらしく、メタン発酵や堆肥化も検討されたおうですが、メタン発酵ではカロリー不足、また、堆肥化も玉ねぎに含まれる病原菌(私のメモではアーリー菌と書いてあるのですが、調べてもそんな名前の菌はないみたいです。どなたか教えてください)のため難しかったようで、今回の炭化システムにたどり着いたようです。炭にすると800℃くらいになるので病原菌は全部死滅できるメリットがあります。炭といっても、元々玉ねぎの皮ですから、薄くてふわふわしています。畑にまくと風で飛んでしまうので土と混ぜてから使う必要があります。元来、土壌改良(というのかな、畑でも)のために炭を使ったりするので、その一種として玉ねぎ炭を使うということ、できあがりは40リットルで300円程度。レタス農家などに好評とか。炭にする際の燃料にはブタンガスが用いられていますが、鬼皮以外の部分を扱う施設では、水分を飛ばすための燃料費に苦労しているとも。

  

淡路島資源循環型農業見学#2

2番目は、菜の花エコプロジェクトの一環で行われている五色にあるBDF精製の施設を見学しました。元々、司馬遼太郎さんの「菜の花の沖」の主人公で知られる高田屋嘉兵衛の出身地であることから、彼が好んだ菜の花を栽培して景観とイメージアップに活かしていこうということから発展しているようです。菜の花は休耕田を利用して栽培されていますが、菜の花から菜種油を絞るためには専用の搾取機が必要なため、滋賀に送って処理してもらうとのこと。BDF設備は、菜種油に限らず、家庭から出た廃油を利用してディーゼル燃料を精製するもの。五色地区だけで年間4800リットルの燃料が得られ、利用されていますが、安定して廃油を集めることに苦労されているようです。H14年に導入の設備で機器の総額は700万円。(半額の350万円は県の補助)薬品コスト¥70/リットルがかかってしまうということですが、広まれば機器もランニングコストも安くなるわけですから、行政として広める施策が必要だと思います。(最近の行政は民間企業と同じように費用対効果ばかりを考え過ぎて、収支が合わないことには消極的な気もします。薬品の使用など総エネルギーで考えたらどうなのかという疑問もありますが、これくらいの規模なら市内のどこかの地域でまずはやってみてもいいのではと思います。)
以下、製造の概略フローです。詳細ではありません。
1.天かすなどを取り除いた廃油を静かに放置して不純物を沈殿させる。
2.廃油100リットル+メタノール18リットル+水酸化カリウム5kgを2.5時間混ぜる。
3.底に溜まったグリセリンを捨てる。(BDFの素#1)
4.BDFの素#1を水と合せてかき混ぜ水を捨てる。(BDFの素#2)

1日で約100リットルの廃油処理能力がり、約90〜95リットルのBDFが得られます。100%BDFで走っても車に問題はないようです。排ガスは規制のある黒鉛が出ないため環境によく、ほんのりと天ぷらの匂いがするそうですよ。


淡路島資源循環型農業見学#1

県で取り組んでいる淡路島での資源循環型農業についての見学バスというのがあって、参加してきました。舞子から洲本港まで高速バスに乗って、そこからマイクロバス2台で3箇所の施設を廻るという企画。初めての試みだそうです。1番目の施設は、「洲本市有機資源センター」で、乳牛の牛糞を堆肥に変えて販売していこうという施設です。稼動して間もないので、製品としての完全な堆肥はまだできていないということでしたが、サンプル品の堆肥はほとんど匂いもなくさらさらの土のような感じ。時間をかけて2段階の発酵をさせ、2次発酵時に高温になる作用で雑草の種や病原菌を死滅させることで、良質な堆肥が生成されます。以前に視察に行った伊万里市のNPOさんでは、生ごみからの堆肥化に取り組まれていましたが、生成物である堆肥を売りさばくのに苦労されていましたが、牛糞が元々肥料に用いられていることから農家の抵抗が少ないことや、質が良いことなどから、徐々に買い手が広がっているとのこと。秋口は、酪農家さんご自身の農場でそのまま肥料として牛糞を使用することが多く、持ち込み量が減るそうです。いろんな面での流通や経済的な仕組みを安定稼動させていくのがこれからの課題でしょうね。見学ツアーの案内と堆肥化の仕組みの図、そして、牛糞の乾燥に水分調整剤として使用されているというオフィスのシュレッダーゴミ(これに一番驚きました)の写真を添付します。他にも公園で刈り取った草を干したものも使用されていました。(干草の山を見られた、恐らく酪農関係の方が、”これ、牛にやったら喜ぶわ〜”と言われていたので笑っちゃいました。公園や街路樹の枝木や草って、もっと資源として利用する方法を考えていくべきですね。)

  

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