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最近の活動報告です(その2)

4月26日 後援会の旅行で、「京都新撰組ツアー」に行ってきました。NHKの大河ドラマが放映されてから、新撰組ゆかりの観光地は、観光ブームとなっているようです。新撰組屯所のあった八木家を訪れましたが、月曜日にも関わらず私たち団体のあともたくさんの方が観光にこられてました。八木家は小さい普通の町屋ですが、地域の方がスタッフとして観光ガイドをされており、新撰組の歴史や八木家の物語をおもしろく丁寧にしてくださるので、歴史の苦手な私にも非常にわかりやすく、なかなか良かったですよ。ツアーにはご高齢の方も参加していただきましたが、「連れて来てくれてありがとう」と言っていただき、素直に嬉しかったですね。次の大河ドラマが義経ということで、兵庫や須磨の、ゆかりの地で観光ブームを起こそうと、市長はじめ、神戸市、市議会みんなで躍起になっています。八木家も、もし、あのガイドさんがいなかったら、見ごたえは半減していたと思います。インフラ整備もある程度必要ですが、見るだけなら何でもないところ(例えば刀疵なんて見落としそうな小さいもの)でも、ガイドさんというソフトを充実させることで、魅力を最大限に引き出しています。神戸でも、こういうときこそ、地元の力をうまく引き出して、ソフト面での準備が必要と感じました。

5月1日 大倉山でのメーデーの大会に参加しました。写真は、北区の議員の田中健造さんが写してくれた、だーい先輩の浜本律子さんと一緒の1枚です。浜本さんは、亡くなられたご主人のあとを受けて議員になられ、現在なんと9期目!!写真のとおり、今もとてもおきれいですが、議員になられた頃に、議員になる前の自民党新政会の北山順一さんが陳情を持って浜本先生を訪ね、女優さんかと思ったという談話をお聞きしました。また、とても面倒見のいい方で、大変お世話になっています。
ところで、メーデーですが、毎年参加者が減っているようです。組合の構成員そのものが減少してきており、また、組合活動そのものの質も変わってきています。働く人の勤労のあり方や生活を支えていくため、組合はなくてはならない重要な機関であると思いますが、高度成長期の右肩上がりの頃の会社と組合の関係は、明らかに民間企業では変化しています。グローバルな競争が強いられている企業、会社にとって、コスト重視の風潮は避けられない面もあり、それによって職場が殺伐としてしまう結果を招いているところも多いかと思います。でも、結局、明日の企業を考えるとき、新しい経済や産業構造の変化に柔軟に対応して会社をリードできる人材を育成していくためには、抑える一方ではつぶれてしまうため、働く人々の個々の能力を最大限引き出せるようなやり方を、働いている人からのアイデアや本音を引き出して会社側に伝える、交渉していく、そんな方向がこれからの組合のありかたではないかと私は思います。サラリーや人事の制度だけではなく、人を大事にする、人の個性を伸ばす、ひとりひとりが幸せに仕事ができる、そうしたことを会社に要求するのではなく、会社に提案していくことも組合の役割です。職場では、若い人はいろいろとアイデアがあってもなかなか提案するきっかけがないですが、組合を通して自由にいろいろと提案できるんじゃないかと思います。昔からあるよと言われそうですが、今までの軌道に沿った制度や仕組みは、どこか時代に合わない部分があったりして、ピンとこなかったりもします。ただしどの職場も人が少なく、そういう余裕もないといったところが本音かもわかりませんが。。。メーデーはいろいろと考えさせられました。

 

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