市会ニュースで紹介しました記事を、遅ればせながらここに再度紹介しておきます。まずは、左に下水処理の一般的な仕組みを示します。右の図は、神戸にある7箇所の下水処理場の、BOD(有機物・汚れの目安と思ってください)、窒素、りんの放出量を示したグラフです。一般的に魚(フナなど)が住める基準がBOD=5ppm以下と言われています。BODが2〜3ppmになってくると鮎なども住めると言われています。これまで下水処理はBODを基準に行われてきましたが、窒素やりんが多いと赤潮などの原因ともなり、これらを取り除くための「高度処理」化が導入されてきています。