« 保健福祉局との面談 | 活動報告トップへ | 大都市税財政制度確立委員会 »

亀岡市コミュニテイーバス

最近、大型のバスが通れないような細い道や、路線以外のルートを回って、お年寄りや体の不自由な方が少しでも歩く距離を少なくでき、目的地の玄関先まで乗っていける、「コミュニティバス」が様々な地方で導入されているようです。JR塩屋駅周辺から下畑・塩屋北町にかけては、道路が非常に狭く、バス路線がありません。みなさん、遠くからでも歩いてこられます。普通の大きさのバスは無理にしても、コミュニテイバスが循環すれば、少なくとも塩屋町や塩屋台に住まわれている方は、少し楽に街に出ることができるはずです。地方のコミュニティバスをいろいろと調べているうちに、亀岡市で実験的に運行しているのを知り、「やっぱり、乗って見よう!!」と、先週行ってきました。小さいマイクロバスですが、利用されているお客さんにお話を伺ったところ、「普通、バスがこない地域まできてもらえるのが助かる」と喜ばれていました。亀岡市のコミュニテイバスは、まだ1台の運行で、「路線を増やしてほしい」「便数を増やしてほしい」等の要望が出ているとのことでした。運転手さんは、ふたりで交代で、6種類のルートをくるくる回っているとのこと。1ルートが約24分で、亀岡駅にまた戻ってきます。1回ワンコインの100円で、運営は、国土交通省の補助金を受けて、亀岡市から京都交通に委託運営されています。写真のバス停が、ルートの道路のあちこちに立てられていて、人が待っていなければそのまま通り過ぎるようでした。室内は狭く、立つ人を入れて定員19名、毎日乗っていれば顔見知りになる感じですね。現在、神戸市はコミュニティバスの運行にはあまり積極的ではないようですが、「バス利用促進等総合対策事業」という制度が国土交通省で予算化され、H15年度は17億あまりの予算がつけられました。今回のコミュニティバスのような調査事業には、国が1/2を補助してくれる制度になっているようです。それでは、この調査機関が終了したあとはどうやって運営していくんだろうかと疑問ですが、H16年度の予算や国土交通省の方針、地方自治体の実験後の運営方法など、動向を見守っていきたいと思っています。
  

月別アーカイブ