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消防救助技術大会

24日、タイトルの大会(指導会という名前ですが、こちらのほうがわかりやすい)に出席してきました。消防救助のためのスピードや正確さを競うことで、訓練を行うといったものでしょうか。今年は4消防士の黙祷を行い、いつもよりも深い思いが込められた大会だったのだと思います。驚くような速さではしごやロープ伝いに垂直に登ったり、ロープを頼りに渡ったりの、すごい競技ばかりでした。人の救助を想定した、組み合わせの救助の競技を、少しカメラが遠いですが写真で紹介しておきます。目を見張る速さで、けが人を想定した人を助け出します。消防士のみなさんの身体能力の高さと、毎日、こんなきつい訓練を受けられている我慢強さに敬服しました。殉職された方々も、身体能力が高かったことが弔辞で話されていたことがどうしても浮かびます。西区の火災事故では、報告書によると、0:21に覚知され、0:51に崩落とありました。(すみません、手元にないので、1分違うかもしれません。)現場に到着したのは0:32、20分後に突然、2階部分が一瞬で崩落したということです。目撃者の話では、突然、2階がなくなってしまったような感じだったということ。要救助の連絡があって中に入った直後に崩落が起こりました。報道でも報じられているとおり、南側部分に柱が少ない構造に加え、構造上重要な部材が完全に燃えてしまい、2階の重さに耐えられなくなり、一気に崩落が起きてしまったということでした。悲しい教訓ではありますが、本当の事故のメカニズムを検証していくことは、今後のために、非常に重要であり、報告書でも、伝えられています。また、殉職された方の他に、程度Ⅲの重度の火傷を負われた方もいらっしゃることを改めて伝えておきます。(Ⅲ度は、一番重いレベルです。)

 

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