リサイクル
本日、福祉環境委員会の視察で、「リサイクル工房あづま」を見学しました。葺合警察署横の、旧吾妻小学校校舎を利用して運営されています。市民の皆さんから持ち寄られた古本やベビー用品などを希望者に提供したり、啓蒙活動の一環として捨てられていた家具や自転車を修理・修復して市民の皆さんに安く提供するといったサービスを実施しています。リサイクル業が今やひとつのビジネスとして確かな地位を得ており、車に乗ればたくさんのリサイクル屋さんを目にするこのごろ、今ひとつ行政としての設立の目的が明確になっていないような感じが少ししました。先日、子供用の紙すきセットを購入して、いろいろと自分でも古紙のリサイクルを試みてみてうまくいかなかったので教えてもらえるかと期待して行ったのですが、廃油の石鹸の作り方も含め、教室の時でないと詳しい方がいないようでした。リサイクル品を売って利益を得ることが第一目的でもなく、ごみの削減でもないのであれば、もう少し基本的なことについては何を聞かれてもいいようなセンターであってほしいなと思います。紙すきセットは¥1000くらいで購入できます。材料として売られているパルプを使ったもの以外はあまりきれいにできなかったので、今度、もっといろいろと試してみようと思っています。紙すきをすると、これまでごみとしてしか見ていなかった古紙が、材料に見えてきます。今度、もう少し研究(?)してみて、またご紹介しますね。ただし、紙を混ぜるときにミキサーを使いますので、エネルギーゼロではできないですね。自分の力でシェイクしてもできなくはないようですが、あまりきれいにはできまいようですし、手首が痛くなるかも。「リサイクル工房あづま」で並んでいた物を写真で紹介しておきます。家具は¥2000〜¥3000、自転車は¥1000くらいだそうですよ。ただし、抽選となって家具が9倍、自転車は19倍くらいの倍率を勝ち抜かなければならないようですが。