垂水区の待機児童がゼロに!!

今日、こども家庭局から、嬉しいお知らせメールが届きました。垂水区を含め、市内5つの区で待機児童がゼロになりました!!中央、兵庫、北、長田、垂水の5区です。全体でも13名と、昨年より更に改善されています。
仕事と家庭の両立のための第1歩、まずは、保育所の課題が解決されそうですね!!
(^O^)/

こども家庭局発表の資料を抜粋して表示しておきます。

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コクール垂水

H26年7月14日(月) 午前、コクール垂水を見学しました。全国でも初めての賃貸の障がい者向けマンションです。高齢者向けの「サ高住」(サービス付き高齢者住宅)を手掛けられており、必要性を感じて、コクールを開設されました。
中では、就労支援の事業も一緒に取り組まれていて、縫製なども行われていました。今後、本格的な工業用ミシンを購入するそうです。
館内のお掃除も、障がい者雇用とセットで行われていて、いろいろと工夫が見られました。各地からの視察も多いそうです。今後に期待したいと思います。

パンフレット中ページ1

パンフレット中ページ2

レポートを見る

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イギリスその2 聖クリストファー・ホスピス

イギリスの2か所目は、世界で最初と言われるホスピス、「聖クリストファー・ホスピス」を訪問し、お話を伺いました。
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説明をしてくださって、最後までおつきあいしていただいたのが、Jenny Taylor(ジェニー・テイラー)さん 理学療法士の方で、ずっと聖クリストファーで、創設者のシスレー・ソンダース先生に教えてもらった方です。今は、退職して、なおボランティアとして働かれています。

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ジェニーさんと
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シスレー・ドクター

ジェニーさんは、理学療法士さんですが、全体のお話と中の見学にもアテンドしていただきました。また、ホームケアのお話を看護師のクリスさんが、実際に若年のがん患者さんの例をとって、どうやってホームケアを行ったかについてお話いただきました。最後に、ソーシャルワーカーのジュリアさんがソーシャルワーカーの組織や役割などについてお話いただきました。
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レポートを参照ください。(レポートは、なるべく情報をお伝えしようとメモ形式になっています)
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 世界的に伝統あるホスピスといっても、病床の数は本当に少なく、デイセンターと在宅ケアが中心でした。通える方は、自分でやってきて、リハビリに精を出したり、お茶を飲んだり。。通えなくなると、自宅でどんな処置が必要かをマネジメントして、在宅ケアが始まります。在宅ケアには、ソーシャルワーカーの存在が欠かせない形で、医療・介護スタッフと同様に家庭を訪問します。
 今、日本で在宅ケアを急速に実践していこうとしていますが、まずは、コメディカルと呼ばれている、患者さんを取り巻くお医者さん以外のたくさんのスタッフが十分に確保できないと成り立たないことを実感しました。
 これからの医療・介護の連携にあたって、大変参考になりました。
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病棟の中庭で

イギリスその1 バーミンガム・ソリハル精神保健研究所

デンマークでFALCK福祉機器センターを訪問後、イギリス・ロンドンに渡りました。次の日、イギリスの1か所目は、ロンドンから200kmくらい離れたバーミンガムにある、NHS(日本の厚労省のようなもの)の機関である、バーミンガム・ソリハル精神保健研究所。ここで、実施されているMERIDEN・Family Programme(メリデン・ファミリー・プログラム)と呼ばれる、精神障がい者の治療プログラムは、本人だけでなく家族も含めて支援・治療につなげるもので、日本の精神障がい者家族会の皆さんが研究し、日本での導入を進めるプロジェクトを展開されています。


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朝は8時くらいでも、夜が明けていません。
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ずっと牧場風景が続きます。
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途中のサービスエリアで。
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バーミンガムの素敵な街並みです。

200kmの距離ということで、朝早くから車で移動、いろいろとお話を伺ってから、研究所内で簡単なランチ、そのあと、更に質疑も行って、再びドライブしてロンドンに戻る行程でした。
イギリスは、ロンドンを少し離れると、どこまでも牧場風景が続きます。

内容は、レポートファイルを参照していただきたいですが、今度、ここに写っている先生方が、精神障がい者家族会「みんなねっと」さんのセミナーのために、来日されます。京都と東京で開かれます。
(詳細は”みんなねっと”で検索してください。)

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メリデン・ファミリー・プログラムの研修が、各地で広がっています。
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例えば家族が統合失調症を発症したりすると、そのあと、患者さん本人や家族が抱える問題というのは、欧米でも日本でも感じ方がほとんど変わらないんだな、と思いました。イギリスでは、ブレアさんが介護をする母の姿をみて、介護をする人のことを支援していく法律、ケアラーズ法を作ったことが、大変大きいということです。それから、福祉のためだけでなく、エビデンス、結果を検証して、例えば、家族に研修してもらい、一緒に治療に協力してもらうことで、病気の再発率が格段に下がり、入院などに至る期間が長くなることを、そうでない場合と数値で比較をすることで、しっかり検証しています。
 トータルで考えると、医療費や、仕事に復帰できるメリット、介護の費用の削減など、社会的にみた効果が非常に高いことに着目すべきと思います。また、うつや摂食障害ではどうですか?と質問をしたら、そういう研究も行っていて、効果が出ているとのこと。注目したいと思います。

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帰りのドライブで、何とか車中から羊をカメラに収めようと四苦八苦。

デンマークその3 福祉器具(補助器具)センター

デンマークの最後は、北欧の福祉の特徴でもある、福祉器具センターを訪問しました。
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介護ロボットの研究をされている神戸大学の先生から、以前より「北欧には、体育館みたいな施設の介護や福祉の機器のセンターがあって、自分に合った器具を提供してもらえて、ボランティアで住んでもらって器具のテスターになったりする。」というお話をお聞きしていたので、北欧に行くなら絶対に行きたいと思っていました。

訪問した「FALCK」というのは、会社の名前で、自治体から委託されてセンターを運営していました。なんでも、昔、創業者のFALCKさんが火事を見かけて、もっと効率よくやったら火が消せるのに!と思って始めた会社で、消防・救急がメイン。資本提携を受けているのが、おもちゃのLEGOブロック、医療用品の会社。
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LEGOでできた消防士

先生から聞いていた器具の開発のためのテストをやっているところではなかったのですが、県から委託されて、器具を個人々に合うようにフィッティングさせたり、自宅まで運ぶ、回収する、また、改修された器具を管理するなどが業務です。

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デンマークの政治状況なども交えて、この地図の前にみんなで立って講義を受けました。日本で市町村合併をやったように、デンマークでも構造改革が行われ、自治体の数を減らして大きくリージョンに分けて所属させるようなことが行われたようです。FALCKでは、数か所の委託を受託しているそうです。

センター内を見学させていただきました。大きな倉庫に、さまざまな福祉用具が保管されていて、調整をするための機材もそろっていました。
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車いすなど、改修されてきたものは、ガソリンスタンドにある車の洗浄機のような設備があって、洗浄されます。
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基本的に福祉器具の貸し出しなどは、税金で賄われ、費用は発生しません。ベッドなども含めてです。さすがに高福祉の国ですね。

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デンマークその2 老人介護施設

デンマーク2か所目は、障がい児スクールを訪問した午後に、老人介護ホーム「RYGARDCENTRE」を訪問しました。

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入ってすぐのロビーは、いわばホテルのようなインテリア。高級な感じ〜
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デンマークでは、「子どもが親の金銭的な面倒をみる」という概念がないということです。基本的に税金が高いので、社会でみんなでみようという文化が徹底しているのでしょうね。ただ、ちゃんと、子どもがしょっちゅう通ってくるなど、冷たいわけではありません。
入所して生活するのには、部屋代と食事代で12000クローネが必要になります。今日のレートでは、1クローネ=18.62円ですから、¥223,440と、日本の割といいとされる老人ホームの費用と同じくらいですよね。例えば入所するのに必要な費用が年金で足りなければ、公的に手当を追加したりして入所が可能になるらしいです。全く年金のない人でも入れるのかどうかまでは聞かなかったですが、、、。
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とてもきれいでいいところですが、ベランダのすぐ下は墓地でした。「こういうのは皆さん気にならないんですか?」と聞いたら、「別に。。」ということでした。文化の違いですね。
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個室で暮らしているおばあちゃんが、私の部屋をみにおいで、と言ってくれたので、見せてもらいました(写真は撮ってないです)。亡くなられたおじいちゃんの描いた絵を、部屋のあちこちに飾っていて、おじいちゃんが描いた絵なんだと説明してくれました。おじいちゃんの話をしたかったのでしょうね。

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最後に集合写真を撮ってRYを離れました。写真に写っている女性は、みんな看護師さんで、それぞれのフロアの担当者です。皆さん、優しく、いきいきと仕事をされているようでした。

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家庭養護促進協会

 昨日、26日、家庭養護促進協会の総会が阿倍野区民センターで開催され、出席してきました。神戸新聞を読んでいらっしゃる方は、「あなたの愛の手を」というコーナーで、毎週、里親を求める記事が紹介されているのをご存じだと思います。会員になってシンポジウムに出席してお話を伺ったりはしているのですが、今回、初めて総会に出席して、協会の設立の歴史や今の課題など、改めて考えるきっかけになりました。昭和37年からずっと続いていて、来年50周年を迎えます。(私が協会のことを説明するより、正確な方がいいかと思いますので、下記にホームページの抜粋を添付します。)

 総会の後、関西芸術座の役者さんによる記念公演「おかえり」が上演されました。実際の里親さんの家庭のお話をベースに構成されていて、ドキュメンタリーをお芝居にしたような感じの劇でした。劇の紹介では、シナリオや構成も、役者さんの思いも入ってアレンジされていったと言われていましたが、難しいテーマなのに、気持ちも入っていて、お芝居としても楽しめました。プロの役者さんってすごい!!

 今日の新聞に、昨年度の虐待の相談件数が増加(610件、1.6倍)したことが掲載されています。昨年7月の大阪での事件以来、相談が急増ということで、まわりの人の、「報告しないと!」という意識が高まったことが背景にあると思います。が、「最近は報告する人が増えたから」ということの中に、実際には虐待の件数や状況はどうだったか、という事実が埋もれてしまう危険性もあるので、考えていきたいと思います。
 
++++++ 家庭養護促進協会のホームページから ++++++
愛の手運動とは、子どもたちに里親を求める運動です。
 親の病気、行方不明、離婚、虐待などさまざまな理由で、親とともに暮らせない子どもたちは現在わが国で4万人ほどいて、その約9割は乳児院や児童養護施設といった児童福祉施設で生活しています。
 そのような子どもたちを地域の一般の家庭で預かり、家庭生活の中でともに育っていくことをすすめていくのが里親制度です。
 「愛の手運動」は昭和37年より神戸で、昭和39年より大阪で、児童相談所、新聞社、放送局、さらに多くの一般の方々の協力を得て始まった、家庭での養育が難しくなった子どもたちに里親を求める運動です。
 これまで、2,200人を越える子どもたちがこの運動を通して、里親・養親のもとで育っています。
 愛の手運動の推進母体が「社団法人 家庭養護促進協会」で、神戸と大阪の2つの事務所があり、兵庫県、大阪府下を中心に活動を続けています。
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企業内保育所〜三菱長崎「キラキッズ」

会派視察で、長崎に行ってきました。三菱重工業長崎造船所で、企業内保育所が開設されており、お話をうかがってきました。レポートにしていますので、ご参照ください。会社側が保育所開設に大変熱心だったという点が印象的です。

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助産所「野の花」を見学

昨日、西区玉津町に新しくできた助産所、「野の花」に出向き、開所された助産師さんの、石村さん、高橋さんにお話を伺ってきました。さすがに私の友達で妊婦さんになる人は少なくなりました(笑)が、後輩の奥さんから、「正常分娩なら、ぜったい助産院(所)がお勧めです」というお話を聞いていました。産婦人科の病院と医師の不足が取りざたされる中、実際に産まれた方からのご意見もあって、もっと助産院(所)を広げていくべきではと思っていました。
先日の福祉環境委員会では、平木さんが助産師に関連する質問をした際、助産院(所)の開設には残念ながら今のところ、行政として支援するメニューがあまりないという回答でした。
支援メニューがない中、助産所を開設されたことを聞いて、ぜひとも見せてください、と伺った次第です。
写真をみていただいてもおわかりのように、家の外も中も全く普通の一軒家と変わりません。たくさん部屋がある大きい一軒家の一部を改装して開所されています。2階にはシャワー・トイレを作って、入院時に対応できるようにしてありました。早速、入院の予定があるそうで、準備が整えられていました。病院で出産後に遠方の実家に帰るまでの間、しばらく産褥期(さんじょくき。みなさん、知ってますか?この言葉。簡単には、お産直後の数週間のことです)を過ごされるとのこと。そういう利用方法もあるんだー!と納得しました。家族で泊ることも可能なようです。
分娩室も普通の部屋になっていて、アルコール消毒さえ、きちんとできていて、9.1m2あればいいのだそうです。他に、子育てのサポートのメニューっぽいものも用意されていて、おふたりが、本当に妊婦さんや、赤ちゃんを育てるママたちのお役に立ちたいっと思っていらっしゃる感じを受けました。
ちなみに、私の後輩の奥さんから聞いているのは、「病院に行くと、長い時間待って、先生と会話できる時間は短く、助産院(所)なら、たっぷり時間をかけて相談に乗ってもらえます。」ということ。これから、取り上げていきたいテーマと思っています。

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東京都児童相談センター

最後の日は、東京都が里親の普及に力を入れて取り組んでいるということで、早稲田大学理工学部の前にある東京都児童相談センターにお邪魔しました。現在、NHKの朝の連続ドラマ「瞳」が放送されていますが、この番組の中で、児童相談所がたびたび解説付きで登場します。お聞きすると、NHKからお話があったので、広報活動の一環として協力されているということでした。里親の普及には都を上げて取り組んでいると言うことですが、児童相談所については、人口比としての施設の数、受け入れ定員児童数は不足していて、また、職員の中の年齢構成も、40代、50代が大半を占めているそうで、30代以下の職員は10%程度と言うことでした。都内の虐待の件数は3307件。全国は前年比9%増の40617件ということなので、東京の都会だから特に多いということはないようですが、東京だけでも毎日10件近くの虐待が起きている悲しい状況にあります。東京都の養育家庭は、「ほっとファミリー」という名前がつけられていて、養子縁組を行わずに、子どもさんを養育する一般家庭を指します。(ドラマ「瞳」では、西田敏行さん演じる一本木家がほっとファミリーに相当します。)都全体で社会的に養護が必要な子どもたち3935人のうち、1/4が家庭的養護と呼ばれる環境で養育されていて、その中には、養子縁組の郷大家のほか、ほっとファミリー、養護施設が運営するグループホームなどが含まれています。ほっとファミリーの中で、人数が4〜6人になって、一定の要件を満たすと、「ファミリーホーム」として、個人的なグループホームのような扱いになるそうです。(養護施設の運営するグループホームとは別になります。)が、国もこの「ファミリーホーム」を進めていこうとしていて、事業者としての性格が強く、都の進めてきたものと性格がちがっているため、制度改正が行われると、このギャップをどうするかが課題と言うことでした。
ここの児童相談センターは、一時保護所でもあり、施設の中も見学させていただきました。新宿や渋谷といった繁華街に近いこともあって、不法滞在の外国人の子どもさんたちも保護したりするということ。アレルギーとか、豚が食べられなかったりラマダンがあったりと、対応も大変なようです。もうすぐ新しい場所に移転できるようですが、施設の老朽化は激しく、壁などの補修もほとんど行われていないように感じました。(修理してもすぐに壊してしまうのかもわかりませんが。。)一時保護とはいえ、平均保護日数は35日です。早く移転できることを祈りたいですね。
ほっとファミリー

市政報告会&敬老パス座談会

12月8日、舞子ビラにて、市政報告会&敬老パス座談会を開催しましたと、本来は、その風景を写真で紹介すべきなんですが、友人から送られたデカデカファイルをメールで受け取ってからパソコンが動かなくなって、、、。回復に1日費やしました。私がきちんとパソコンの整備をやっていないのがいけないのですが、「もう、アンタは、ハッカーかー!?」「ヒロコのパソコンがぼろいからやろ!?」と、ののしり合い(笑)ながら、何とかパソコンも回復し、こうしてホームページを更新できるまでに。。。ここまで、表題と関係ないお話。
ということで、たくさんの方に出席していただいて、無事、終えることができました。パネラーと私とのディスカッション形式をとらせてもらったのですが、終わりかけの時間になって会場から、「ひとこと言わせてほしい」とたくさん手が上がりました。会場の時間の制約もあり、「ひとこと」がいえなかった皆さんには申し訳なかったなあ、と思っています。。(詳細は、現在作成中のニュースで見ていただくことでお願いします。)

さいたま市シルバーバンク事業

川口市で暑い中、川を見学した後、雷に打たれながら(電車が止まりました)お隣のさいたま市に、これから行われるシルバーバンク事業について調査に行きました。
神戸市議会でも、団塊の世代の人材活用が時々議論されているところですが、さいたま市ではシルバーバンクという、シルバー人材センターとも違う人材バンクに取り組もうとしています。

「さいたま市はご存知の通り、東京のベッドタウンであり、高度成長期に流入した人口が急速に高齢化しようとしている。サラリーマンとして長年会社で働いてきた方々は、会社への帰属意識は高いが、地域への帰属意識が低く、地域に戻った時に行き場がないということがよく聞かれる。こうした人材を4種類の人材バンクに分けて登録し、必要とされる場とマッチングを行っていくもの」
(添付の事業概要をご参照ください)
これから登録のシステムを構築し、募集を行っていくということ。マッチングの際のずれが発生しないように面接をきちんと行っていき、地域の活動などに活躍できるよう研修も行うそうです。
報酬にはタッチしないという点で、ハローワークやシルバー人材センターとは異なること、また、活動の場を広げていくため、例えば保育所で昔遊びの講師とか、放課後こども教室のサポート、地域見守り、等々、市の所管課に声をかけて場を作っていこうとしています。

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浅野史郎氏の講演「障害者政策のグランドデザイン」

昨日(8月11日)ひょうご地域福祉施策研究会主催の集会があり、その中で「障害者政策のグランドデザイン」というタイトルで浅野史郎先生の特別講演がありました。前宮城県知事で、都知事選に出たことでも有名な浅野史郎さん、慶応大学で講義を受け持っていらっしゃるだけあって、大変わかりやすく、聴衆を飽きさせない、そして気持ちが伝わる素晴らしい講演でした。(午後からのパネルディスカッションには参加できなかったのですが、多分、議論が盛り上がったことと思います。)
浅野さんは、講演開始の準備中から登場(スタッフの皆さん、驚いてられましたね(笑))し、いきなり話を始めるのです。主に、大学での講義の様子などのお話でしたが、おもしろかったですね。
講演の中で、2004年2月に自ら発せられた「みやぎ知的障害者施設解体宣言」についてのお話がありました。宮城県のホームページで宣言内容を検索してみましたが、見つからなかったので、配布された資料からのものを引用しておきます。質疑の時間の中でも、異論・反対意見も出されるなど、インパクトあるその宣言は、思いも一緒に伝えるものでないと、なかなか真意を理解してもらえないのかもしれないし、誤解を受けるものでもあるのでしょう。でも、哲学としてこうあるべきという姿を追い続ける浅野さんの気持ちは十分伝わってきました。地域で生活してもらおうと言う理想と、現在の状況の中での実現の間には確かに隔たりがあることは確かですが、たとえ100年かかっても哲学として理想を持とうと熱意を持って話されていました。
もうひとつ、あまり関心のない人たち、非専門家の人々をいかに巻き込んでいけるか、コーディネートしていけるかが重要なポイントだとお話されていました。立派で志が高い人がやるものと思われがちだから、多少はみ出しているくらいに見える人がコーディネータとして誘い役をやってもらったほうがいいと。。私とかが、やればいいのかなあ、、などと、ぼんやり考えながらもあっという間の2時間20分でした。

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保健福祉局質問

3月1日の予算特別委員会において、保健福祉局に質問を行いました。少し省略して質疑の内容を紹介します。ファイルをダウンロード

福祉環境委員会

月曜日、福祉環境委員会が開かれました。まず、75歳以上の後期高齢者の医療制度が広域連合としてスタートするにあたって、準備委員会が設置されましたが、これにあたっての規約の制定に関する議案、障害者自立支援法、雇用促進関連の陳情2件、資源リサイクルセンターの運営に関して検討委員会で審議された結果の提案内容の報告、産廃処理施設への持込時の情報開示に関する要綱制定の件、等の審議と、更に、医師不足の問題などが議論されました。今日の新聞に内容が一部掲載されています。全部説明するのは不可能なので、後期高齢者医療制度関連の資料の一部を添付しておきます。これまで市町村単位で運営されてきた老人医療の制度が県レベルの広域連合となります。65歳の医療費は市で15万円くらいですが、75歳になると85万円になるらしい。(県ではこれが80万円です。)これから広域連合で運営していくにも、費用負担の問題や医師不足に伴う地域間格差、更には、地域差もなく絶対的な医師不足という問題もあります。広域連合でスタートしますが、国レベルで考えていかなければなりません。

 

福祉環境委員会視察

先週、24日〜26日の3日間、仙台〜鴨川〜横浜と行政調査に行ってきました。移動が多くて大変でしたが、非常に有意義な視察だったと思います。活動報告に掲載しています。視察から帰った翌日、職場のOB会で医療に関するお話をさせていただきました。(案内には「特別講演」と印刷されていたので諸先輩方を前にして恥ずかしかったです。ご清聴感謝いたします)

福祉環境視察#3(横浜)

横浜では、温暖化対策に関する取り組みと、介護予防の取り組みの調査を行いました。全庁を挙げて温暖化対策に取り組んでいるのは神戸市も同じですが、「ごみを減らす行動G30」というプロジェクトでは、企業も含めて市民を巻き込んでいろいろと成果の出る取り組みが実施されているようです。また、新エネルギーにも積極的で、大型風車による風力発電の計画や、家庭の太陽光発電の助成などが取り組まれています。
介護予防では、まず、各中学校区ごとに地域ケアプラザという施設があって、その中に予防訓練ができる施設を充実させていこうという感じでした。神戸では、既存の民間施設の中に相談窓口があることや、当初老人福祉施設であった地域福祉センターは小学校区単位に小規模で多数あることなど、いろいろと状況が違うことはありますが、いろいろと参考にできる点は多いと思います。写真は地域ケアプラザのパンフです。


福祉環境視察#2(鴨川)

視察2日目は、千葉県の鴨川にある民間の総合病院「亀田メディカルセンター」を視察してきました。そりゃもう、すごいのなんのって。まるで豪華リゾートホテルでしたよ。亀田院長ご自身による病院説明を聞くことができ、大変有意義な視察でした。強調されていたのは、「医療スタッフを増やすと人件費比率が下がる」という、今までの病院経営では考えられない理論で、実際に病院で実践されているのを目の当たりにしました。大きい病院ではありますが、医師の数は常勤で335名と、考えられない数なんです。また、「医師は知的労働者なので、給料よりもいい研修にやりがいを見出す」とも言われ、研修をとにかく充実させる取り組みをされているようです。(わたしの場合は全く根拠も理論もありませんが)先日の市会で同様な質問をした経緯もあり、勝手に大変共鳴させていただきました。また、いいなと思ったもうひとつの取り組みとして、家庭医を育てる事業に10年前から取り組まれ、育った若い医師たち10名で別の場所でグループ診療を行っています。病室のベッド脇には端末があって、食事の注文ができたり自分のカルテや検査結果を閲覧できたりするのですが、この情報が、家庭医の診療所グループでも見ることができるようになっているとか。こちらも、先日の市会で新中央市民に関しての質問で、これから作るのであれば、周囲の病院との電子カルテの共有を前提にという趣旨の質問を行った際、困難だということが先に立った答弁であったように思います。亀田院長のご発言の中に、こんな問題あんな問題とマイナス要素から行くのではなく、こうしたい、実現したいと思うことをどうすればよいかと考えるのが先であるといったものもありました。いろいろな面で参考にできる要素は多かったと思います。パンフレットの一部と、病院とは思えない施設の一部の写真を添付します。

  

福祉環境視察#1(仙台)

仙台では、既存幼稚園を保育基盤の設備として有効活用する幼稚園移行支援事業のお話を聞いて、子育てふれあいプラザ「のびすく仙台」を見学してきました。幼稚園移行支援事業は、これから始まる認定こども園の先駆け的な取り組みといったところ。13、14年度は、設置者が自費で保育所を創設していましたが、15年度から市の単独補助事業として認可保育所が併設され、合計12施設。17年度募集には応募(法人の)がなかったのは、認定こども園の施行等も要因ではとも。待機児童の解消のみでなく、定員割れしていた幼稚園が、保育所併設で人気が出ていっぱいになるなど、幼稚園にとってもメリットが出ているようです。
「のびすく仙台」は、繁華街の中のビル内(地下鉄の駅を出たところ)にあって、お母さんたち(おばあちゃんも)が子どもさんを連れてゆっくり過ごせる施設。遊び場の提供のほか、相談事業(気軽に相談できる窓口)一時預かりなどを事業展開しています。市内の保育所や幼稚園に関する資料や、子どもに関する様々な資料をそろえてあって、区役所の子育て支援コーナーの一部のような感じ。神戸でも区役所の中にこんな施設を作ってもらえたらなあ、と思いました。
ほかには、「仙台保育室」という独自の制度によって、認可保育所の基準をゆるくした施設があります。商業地にあって園庭のみが広さがとれない以外は認可保育所と同じ条件のA型と、認可保育所より基準を少しゆるくしたB型とがあるそうです。助成の内容までは聞けませんでしたが、いろいろな面で子育て支援には柔軟な感じがしました。資料はパンフレットの一部です。

 

会派視察#2(新長田周辺)

新長田周辺については、時々このページでも紹介していますが、今日は、改めて視察ということで、琉球ワールド、全国伝統工芸品のお店、サイト神戸などを見て周ってきました。サイト神戸は、以前に友人のライブを見に行ったことがありますが、ライブハウスとしても使えるスタジオで、いろいろな催し物ができるようになっています。最近は、プロレスもやっているようで、2階まで人でいっぱいになるそうです。サンテレビのよしもとの番組(サバンナが司会)の収録もやっていてハガキを出せば観ることもできるようです。チラシが見難いようでしたら、直接サイト神戸(078−612−3340)にお問い合わせを。

  

フリースクール ふぉーらいふ

先日、NPO法人のフリースクール「ふぉーらいふForLife」を尋ね、代表の中林さんから貴重なお話をあれこれお伺いしました。「ふぉーらいふ」は、垂水区仲田、私の事務所のご近所にあって、最近、少し認知されてきた、LD・ADHDの傾向のある子供さんや何らかの理由で学校に行けなくなった子供たちが通うフリースクールです。最近、LD・ADHDという言葉が雑誌などに取り上げられたり、議会でも取り上げられたりして、市町村の諸施策に反映されつつあるようですが、まだまだ認知度が低く、普通の授業では学習するには、障害があって、たとえば文を読んで覚えることができないなど、一般の授業にはついていけなかったりします。俳優のトム・クルーズもLD児だったということはアメリカでは有名らしいです。LDの専門の学級で勉強したということらしいですが、日本の学校では、まだこれからといったところでしょうか。ふぉーらいふさんは、学校にいけなくなった子供たちも含め、そうした子供たちを受け入れて一緒に作業をしたり、勉強したりできるところです。NPOといっても、公的な助成金がほとんどなく、運営にはご苦労されているとのこと。確かに、学校が主体の教育委員会ですから、学校に行かない子供たちを支援できないのかもしれません。でも、中には、生徒の様子を見に来られる先生もいらっしゃるということでした。今年度、神戸市も、LD・ADHD学習支援センターを立ち上げるということで、期待したいと思います。

亀岡市コミュニテイーバス

最近、大型のバスが通れないような細い道や、路線以外のルートを回って、お年寄りや体の不自由な方が少しでも歩く距離を少なくでき、目的地の玄関先まで乗っていける、「コミュニティバス」が様々な地方で導入されているようです。JR塩屋駅周辺から下畑・塩屋北町にかけては、道路が非常に狭く、バス路線がありません。みなさん、遠くからでも歩いてこられます。普通の大きさのバスは無理にしても、コミュニテイバスが循環すれば、少なくとも塩屋町や塩屋台に住まわれている方は、少し楽に街に出ることができるはずです。地方のコミュニティバスをいろいろと調べているうちに、亀岡市で実験的に運行しているのを知り、「やっぱり、乗って見よう!!」と、先週行ってきました。小さいマイクロバスですが、利用されているお客さんにお話を伺ったところ、「普通、バスがこない地域まできてもらえるのが助かる」と喜ばれていました。亀岡市のコミュニテイバスは、まだ1台の運行で、「路線を増やしてほしい」「便数を増やしてほしい」等の要望が出ているとのことでした。運転手さんは、ふたりで交代で、6種類のルートをくるくる回っているとのこと。1ルートが約24分で、亀岡駅にまた戻ってきます。1回ワンコインの100円で、運営は、国土交通省の補助金を受けて、亀岡市から京都交通に委託運営されています。写真のバス停が、ルートの道路のあちこちに立てられていて、人が待っていなければそのまま通り過ぎるようでした。室内は狭く、立つ人を入れて定員19名、毎日乗っていれば顔見知りになる感じですね。現在、神戸市はコミュニティバスの運行にはあまり積極的ではないようですが、「バス利用促進等総合対策事業」という制度が国土交通省で予算化され、H15年度は17億あまりの予算がつけられました。今回のコミュニティバスのような調査事業には、国が1/2を補助してくれる制度になっているようです。それでは、この調査機関が終了したあとはどうやって運営していくんだろうかと疑問ですが、H16年度の予算や国土交通省の方針、地方自治体の実験後の運営方法など、動向を見守っていきたいと思っています。
  

保健福祉局との面談

岸和田でのニュースは、衝撃的なものでした。次々に入るニュースは、もう聞きたくもなくなるようなものばかりです。もちろん神戸市にも児童相談所や児童養護施設があります。以前訪問した養護施設の所長さんのお話では、ひと昔前と違って、両親がいないという境遇の子供よりも、虐待を受けて入所する子や、両親が近くにいてもちゃんと子育てをしないという子供たちの方が多いということでした。このことがいつも気にかかっていたところ、今回の事件です。これから、市会議員という立場の私にできることはなんだろうか、ゆっくり考えていきたいと思っています。取り急ぎ、保健福祉局の担当の方と面談をしました。神戸市は、虐待の早期発見に関して大丈夫ですか?財政が厳しいと言われている中、児童相談所や養護施設の職員を減らしたりはしないでしょうね?と確認したかったからです。保健福祉局の回答では、神戸市は、児童相談所と学校、そして家庭のネットワークを強くしていて、不登校などの場合、児童相談所の職員が必ずチェックをして早期発見に努めています。大丈夫です、信用してください。また、予算の削減があってもこうした面での削減は絶対ありませんから大丈夫です。という回答でした。これから予算の議会が始まります。この点だけは厳しく目を向けたいと思っています。虐待のない世の中を作ることが一番ではありますが現実的には困難です。せめて早期に発見をして救ってあげなければなりません。また、心に負った傷が回復できるよう努めなければならないと思います。児童福祉法の総則第1条には、「すべて児童は、ひとしくその生活を保障され、愛護されなければならない。」とあります。私たち大人は、大切な子供たちを「愛護」するためには、どうすればよいのか、真剣に考えていく必要があります。

岸和田の事件について

先日の岸和田の事件は本当にいやなニュースでした。たくさんの方が心を痛められたと思います。いろいろなサイトで虐待に関する記事を読み、更に心が重くなってしまいました。今後、私にとってのテーマとして取り組んでいきたいと思っています。この件に関して、保健福祉局と短い面談をしておりますので、活動報告に載せています。

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